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 伊 藤 美 恵 

ヒストリカル・ハープ奏者

神戸市出身。3際よりピアノを、12才から声楽を始める。

横浜英和女学院中学・高等学校、桐朋学園子供のための音楽教室卒業。東京音楽大学では、声楽とオルガンを学び、学内卒業演奏会、横浜新人演奏会に出演。

卒業後、独学でハープをはじめ、2011年英国ギルドホール音楽院大学院古楽科に奨学金を得て入学し、古楽ハープをアンドリュー・ローレンス=キング氏に師事。学内では、エマ・カークビー氏のマスタークラスや試験伴奏など、伴奏を定期的に行うかたわら、在学中より数多くのアンサンブルやバロックオーケストラと共演する。

これまで通奏低音奏者として、ケンブリッジ・キングス・カレッジ聖歌隊、エンシェント室内管弦楽団(AAM)、ブリテン・ピアーズバロックオーケストラ、BBCラジオ3In Tuneライヴ、ロンドン・ヘンデルフェスティバル、エネスク国際音楽祭に出演。

オペラでは、モンテヴェルディ「オルフェオ」(Amade Players)、「ポッペアの戴冠」「ウリッセの帰還」(Richard Egarr指揮)、「タンクレディとクロリンダの戦い」(Andrew Lawrence-King指揮)、ストラデッッラ「聖ヨハネ」(Julian Perkins指揮)、パーセル「ディドとエネアス」(Peter Fender指揮)、ヘンリー・パーセル「The Judgement of Paris」(Spiritato)、ヘンデル「ジョージ2世の戴冠式アンセム」(Laurence Comings指揮)、ヘンデル「水上の音楽」(Adrian Butterfield指揮)、ブランデンブルク・コラール音楽祭(Eamonn Dougan指揮)。

また、アンサンブルDefleoのメンバーとして、ウィグモアホールをはじめ、ロンドン・ケンブリッジを中心に数多くのコンサートに出演。アンサンブルEx Cathedraのツアーでは、スペイン、ラテンアメリカのプログラムを演奏し、数少ないスパニッシュ・バロックハープ奏者としても活動を広げている。​

日本では、HFJのヘンデル「サウル」、オード「アレクサンダーの饗宴」ハープ協奏曲付 (三澤寿喜指揮、三菱UFJ信託音楽賞受賞公演)、二期会のヘンデル「アルチーナ」(鈴木秀美指揮)、新国立劇場のヘンデル「ジュリオ・チェーザレ」(リナルド・アレッサンドリーニ指揮)、オペラフレスカのカヴァッリ「ラ・カリスト」(濱田芳道指揮)、新・福岡音楽祭のモンテヴェルディ「オルフェオ」、北とぴあ国際音楽祭「ウリッセの帰還」(寺神戸亮指揮)、コントラポント結成10周年記念演奏会 モンテヴェルディ「夕べの祈り」(花井哲郎指揮)、声楽アンサンブル「ラ・フォンテヴェルデ」定期公演、テレビ朝日「題名のない音楽会」(BCJ鈴木優人指揮)に出演。エマ・カークビー、イアン・ボストリッジ、サラ・コノリー、つのだたかし氏、鈴木美登里氏などの著名な演奏家との共演も多い。

演劇音楽では、劇団四季「恋に落ちたシェイクスピア」、セルリアンタワー能楽堂での「HANAGOー花子ー」(森山開次演出、笠松泰洋作曲)にバロックハープで参加している。

ソロでは、ボローニャ、ロンドン、東京などでリサイタル、アンサンブルでは、ケーナとバロックのアンサンブル・デルフィヌスDelphinus、中世音楽専門の演奏企画団体Project Musica Mensurabilisのメンバー。2022年ウィリアム・ローズのハープコンソート全曲演奏会Vol1を開催。

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